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Cace of Condition 症状別で調べる

ワンちゃん、ネコちゃんを よくある症状別でチェック!

飼い主さんが気づきやすい項目で
考えられる病気の一例をチェックできます。
ただし、下記は一例であり、詳細に関しては、実際にご来院いただいてのご相談を診断をおすすめいたします。ワンちゃん、ネコちゃんは人間と違って症状を訴えることはできません。些細な変化に気づいてあげることで、病気の早期発見につながります。

CHECK 1 吐いてしまう (吐出と嘔吐)

吐出

食道からもどすことを「吐出」といいます。
食後すぐに前触れなく吐き、吐物が食べたままの状態 で胃酸が混ざっていないときに以下の症状を疑います。

考えれる病気の種類

食道内異物、食道内、外の腫瘍、重度の食道炎(毒物、食道穿孔、逆流性食道炎など)後に起こる食道狭窄、食道拡張(巨大食道)、右大動脈弓遺残、食道裂孔ヘルニア、食道内寄生虫など。

嘔吐

胃や腸からもどすことを「嘔吐」といいます。もどすタイミングは様々で、吐物は消化されていたり、されていないこともあります。通常は胃酸や胆汁などの消化液が混ざっています。まれに大腸からもどす(吐糞)こともあります。胃や腸に限らず、様々な臓器の疾患で嘔吐が起こります。

考えれる病気の種類

感染性胃腸炎(ウイルス性、細菌性、真菌性、寄生虫性)、胃十二指腸潰、胃腸内異物、急性膵炎、胃拡張胃捻転、腸重積、食事アレルギー、炎症性腸疾患、中毒、脳疾患、肝不全、腎不全(腎性や、尿道閉塞などの腎後性)、子宮蓄膿症、アジソン病、糖尿病性ケトアシドーシス、甲状腺機能亢進症、腹膜炎、大腸粘膜ポリープ、腹腔内腫瘍、過食、胃酸過多、乗り物酔いなど。


CHECK 2 下痢をする 排便がいつもと違う

大まかに小腸性か大腸性かに分けられますが、明確に区別がつけられないこともあります。
傾向として、小腸性は便の回数の変化は少ないですが、1回の量が増えることがあり、大腸性は回数が増え、1回の量が少なくなり、しぶりが見られることもあります。

考えれる病気の種類

感染性腸炎(ウイルス性、細菌性、真菌性、寄生虫性)、食事アレルギー、炎症性腸疾患、リンパ管拡張症、抗菌薬反応性腸症、急性膵炎、膵外分泌不全、異物、中毒、アジソン病、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、肝不全、腎不全、会陰ヘルニア、消化管腫瘍、腹腔内リンパ腫、急な食事や環境の変化など。


CHECK 3 尿の量が多い、尿の回数が多い

尿量が少ないと心配される方が多いですが、実は多い時の方が心配です。それだけ体から水分が出ていっているということになります。飲水量も増えることが多いです。色は通常と変わりないこともあれば、薄くなっていることもあります。
回数が増えて、トータルの量が変化していなければ、膀胱や尿管、男の子であれば前立腺の疾患を疑います。色は変わりないこともあれば、黄色が濃かったり、オレンジ色からピンク色になることもあります。

考えれる病気の種類

量が多い

腎不全、糖尿病、クッシング症候群、アジソン病、甲状腺機能亢進症、子宮蓄膿症、肝不全、高カルシウム血症、尿崩症(中枢性、腎性)、心因性(ストレス)食事性(高ナトリウム食)など

回数が多い

細菌性膀胱炎、尿石症、膀胱粘膜ポリープ、移行上皮癌、膀胱周囲の腫瘍、特発性膀胱炎、尿膜管遺残、異所性尿管、ホルモン反応性尿失禁、神経原性尿失禁(上位運動性、下位運動性)、前立腺肥大、前立腺膿瘍、前立腺癌など。


CHECK 4 皮膚の異常

皮膚が赤い黒ずみがあるぶつぶつがあるフケが多い
ベトベトしているガサガサしている毛が抜けるよく掻く
気にしてなめる耳だれが多い耳がくさい耳が赤い

皮膚の病気は、皮膚そのものが直接原因になっている(脂っぽい、乾燥している、皺が多いなど)だけではなく、ホルモンの異常や内臓の病気、免疫の異常、栄養の偏り、皮膚以外の腫瘍が皮膚に影響して、間接的に皮膚の異常として症状が出ることも多いです。

考えれる病気の種類

感染(浅在性膿皮症、深在性膿皮症、真菌、毛包虫、疥癬、ミミダニ、ノミ、シラミ、マダニ)、脂漏症、ノミアレルギー性皮膚炎、食事アレルギー、アトピー性皮膚炎、異物刺入、クッシング症候群、甲状腺機能低下症、性ホルモン失調症、アロペシアX、パターン脱毛、脂肪織炎、天疱瘡、外傷、皮膚腫瘍、肝皮膚症候群、胸腺腫など。


CHECK 5 足や手などを引きずる、動きがおかしい

手や足をスムーズに動かすためには、脳、脊髄、末梢神経などの神経系と、筋肉や骨などの骨格系がそれぞれ正常に機能し、連携がとれていないといけません。そのうちのどこかに異常をきたすと、異常な行動や、いつもと違った動きが生じます。

考えれる病気の種類

脳、脊髄、末梢神経:脳炎
(ウイルス性(犬ジステンパー、猫エイズ、猫伝染性腹膜炎)、細菌性、寄生虫性、パグ脳炎、肉芽腫性髄膜脳炎、ステロイド反応性髄膜炎血管炎)

真性てんかん、脳梗塞、前庭障害、水頭症、中毒、蓄積病、小脳形成不全、脳腫瘍、後頭骨異形成症候群、ウォブラー症候群、環軸椎亜脱臼、脊髄空洞症、椎間板ヘルニア、繊維軟骨塞栓症、変性性脊髄症、脊髄軟化症、脊髄梗塞、脊髄腫瘍(髄内、髄外)、末梢神経腫瘍、腕神経叢断裂、多発性神経根炎、ダニ麻痺、重症筋無力症、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、糖尿病、高アンモニア血症(門脈体循環シャントなど)、電解質異常(腎不全、副甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症、腫瘍随伴性高カルシウム血症、水中毒など)
チアミン欠乏症、認知症など。

筋、関節、骨:膝蓋骨内(外)方脱臼、レッグペルテス病、前十字靭帯断裂、股関節形成不全、汎骨炎、成長板早期閉鎖、肘関節異形成(内側鈎状突起離断、肘突起不癒合)、免疫介在性関節炎(多発性関節炎、関節リウマチ)、感染性関節炎、変性性関節症、離断性骨軟骨炎、多発性筋炎、二頭筋腱炎、棘下筋拘縮、外傷(骨折、脱臼、感染)、軟部組織または骨腫瘍など。


CHECK 6 鼻水、くしゃみ いびき、咳がでる

鼻水、くしゃみ、いびきは上部気道(鼻孔、鼻腔、咽頭、喉頭)の異常、
咳は下部気道(喉頭、気管、気管支、肺、心臓、胸腔)の異常で起こる症状です。重症度によっては呼吸の様子が変化する(ハアハアする、息苦しそう、音がおかしい)こともあります。
呼吸困難があったり、鼻出血や喀血(ピンク色透明から濃い赤色の液が咳とともに口からでること)が伴う場合は要注意です。

考えれる病気の種類

鼻水、くしゃみ、いびき:感染性鼻炎(ウイルス性、細菌性、真菌性)、外鼻孔狭窄、リンパ球プラズマ細胞性鼻炎、鼻腔内異物、鼻粘膜ポリープ、鼻腔内腫瘍、鼻咽頭狭窄または閉鎖、軟口蓋過長など。

咳:喉頭室外反、扁桃拡大、喉頭虚脱、喉頭麻痺、喉頭腫瘍、気管炎、気管虚脱、気管内異物、気管内腫瘍、気管支炎、ぜんそく、気管支拡張症、肺炎(ウイルス性、細菌性、真菌性、寄生虫性、誤嚥性)、肺水腫、肺気腫、肺腫瘍、気胸、胸水、胸腔内腫瘍、心不全(先天性、後天性)など。


CHECK 7 眼の異常

眼が赤い眼が白い涙が多い眼が見えていない)

眼球は外から見ると、白目(結膜、強膜)、瞳(角膜、虹彩)が見え、そして瞳孔の奥にレンズが見えます。眼球のさらに奥には、タペタムと呼ばれる緑色から赤色に光って見える反射板と、光を感じ取る神経が並ぶ網膜があります。眼球は上下のまぶたと、内側にある瞬膜という白い膜で保護されています

考えれる病気の種類

眼が赤い

充血や出血で赤くなります。痛みを伴うと、眼をしばしばさせたり、瞬膜が眼を覆うように出てくることがあります。涙や目やにが増えることもあります。瞬膜が外側に飛び出すように赤く腫れることもあります(チェリーアイ)
結膜炎、強膜炎、角膜炎、前眼房出血(ウイルス性、細菌性、寄生虫性、真菌性)、外傷、腫瘍、緑内障、角膜潰瘍、チェリーアイなど。

眼が白い

角膜やレンズが傷ついたり、変性したり、むくんだりすると白く濁ります。
角膜炎、角膜浮腫、角膜の瘢痕形成、角膜ジストロフィー、緑内障、ブドウ膜炎、白内障、核硬化症、網膜剥離など。

涙が多い

眼に炎症が起きたり痛みがあると、産生量が増えて涙が多くなります。
涙を鼻の中に逃がす管(鼻涙管)がつまっても涙が多くなったように見えます。

眼が見えていない

片目だけの場合は気づきにくいこともあります。
角膜内皮ジストロフィー、白内障、緑内障、網膜剥離、夜盲症、進行性網膜萎縮、突発性網膜変性、脳神経疾患、加齢など。


上記症状をチェックしてください。人間と一緒で早期発見で軽い処置で済む場合もあります。ワンちゃん・ネコちゃんのSOSを見落とさないように、日々細かいところも気にかけてあげましょう

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